【修士論文発表会】種谷大輝
- 中山健二郎
- 2017年1月31日
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1月31日に、松尾ゼミ修士課程2年生の種谷大輝が修士論文発表会を行いました。

発表タイトルは「運動部における補欠のアンビバレンスに関する実証的研究ー大学準硬式野球部に着目してー」です。
修士課程2年間に渡り、部活動における補欠が抱える葛藤を分析し、「アンビバレンス」という概念を用いて、補欠部員の認識と振舞い、および監督との関係性などの観点から、その構造を明らかにしました。
既存の部活動システムから切っても切り離せない補欠の問題ですが、補欠が抱える葛藤状況に着目した研究は、あまり多くはなく、種谷くんの研究は、部活動システムを、よりすべての学生にとって良いものしていくための基礎研究として、とても貴重なものとなります。
種谷くんは卒業後、自身の研究を活かして、学校の体育教員、野球部の指導者として、実践的な舞台で次の挑戦をします。
いち生徒にとって良い先生を目指すことはもちろん、修士課程での経験を活かして、部活動システムとはどうあるべきか、より広い視野をもち仕組みづくりに携わることが期待されています。
種谷くん、修了おめでとうございます!
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