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【活動報告】松尾先生から卒業生に向けて一言

  • matsuozemi2016
  • 2020年3月25日
  • 読了時間: 3分

 卒業企画も最終回です。

 本来であれば本日3月25日が卒業式、修了式でした。

 例年、卒業式の日にはゼミ一同で集まり松尾先生からメッセージを頂きますが、今年度はその場がなかったのでメッセージを頂戴しました。以下に掲載します。

 卒業生の皆さん、改めましてご卒業・修了おめでとうございました!(村本)

以下、松尾先生からのメッセージ

 皆さん、卒業おめでとう。  やわらかい陽のあたる芝生の上で、少しだけの祝い酒とともに、卒業証書を胸に、皆で写真をとる。そんな卒業式は、今日はできなかったが、いつか皆で卒業した証を胸に、集まり、しこたま祝おうぞ。

 皆さんは、2016年4月、立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科9期生として入学し、3年生の専門演習で共に学び、Sport Policy for Japan 2018で見事に優秀賞ダブル受賞、そして、学部長表彰、かっこよかったですね。皆さん、さすがでした。  そして、4年生では、4年間の集大成として卒業論文を自らの力で仕上げられました。卒業論文発表会は冷や汗をかいた方もいたかもしれませんが、発表会後の食事会、盛り上がりましたね。

 この4年間、文武両道を標榜し、それぞれにしっかりやってこられたと思いますが、特に皆さんの成果の裏には、大学院の村本君や中山君、中村君はじめ、多くの大学院生諸君の力添えがあったことを忘れないでいただきたいと思います。

 大学院を修了される加藤君、上野君、中島君、修了、本当におめでとう。大学院は良い論文を書くためにある。職業としての学問に向けた2年間超の歩み、最後の修論でしっかりと見せていただきました。さすがでした。修了、本当におめでとう。

 さて、今、新型コロナという見えない敵に世界が右往左往し、世界が同時に恐怖しています。2020年東京オリンピック・パラリンピックが1年間延期されることにもなりました。  一部の地域ではなく、世界同時に見えない敵に恐れおののく、これは人類始まって以来のことです。そんなただ中にいるのです。東京だけの問題ではない、日本だけの問題でもない、全世界の問題、世界につながる問題なのです。  ただ、絶対に負けるわけにはいかない。一刻も早い沈静化を皆さんで祈りたいと思います。

 現在進行中のこの問題は、これから皆さんが次代を生きていく上で持つべき思考の枠組みを示しています。つまり、これまでは、大学の中での出来事に目を向けておけばよかったかもしれないが、これからは日本が今、どんな状況にあるのか、だけではなく、世界がどんな状況にあるのか、を見定めながら、今、やるべきこと、やっていることを位置づけ、取り組んでいく必要があることを示していると思います。身近で起こっている事柄は、すべて世界につながっているのです。

 立教大学の建学の精神は、「真理を探究し、人に仕える人になりなさい」です。

 どんな職種でも、どんな仕事内容でもいい。自分がやりたいと思った仕事を通して、真に人に仕える人になってほしいと思います。

 「人生は、人それぞれに浮沈あるも、先に進むより他なし」

 皆さんのこれからのご健闘を心から祈念申し上げます。  皆さん、本当におめでとう。また近いうちに会いましょう。                    2020年3月25日卒業式・修了式の日に                                  松尾哲矢

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